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2010年12月29日

年末年始休業のお知らせ

 いつも、『私と沖縄』を読んで頂き、ありがとうございます。

    年末年始 12月30日(木)〜1月10日(月)
    ブログをお休みいたします。


 我ながら、今年もまた一年、よく書き続けてこれたなぁと思っています。
コメントを下さった皆様、ありがとうございました。また、来年も
できるだけ長く書き続けていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
 皆様、良いお年をお迎え下さいませ。


                                たかママわーい(嬉しい顔)
posted by たかママ at 23:19 | Comment(0) | お知らせ

Sクラス

 私はサトの大学進学には大賛成だったが、あれほど勉強に無頓着
だったはずなのに、何故進学を決めたのか気になった。

 「あんまり勉強が好きでなかったのに、どうして大学へ行こうと
  思ったの?」
 「入学前にクラス分けのテストがあったでしょう? あの時、僕、
  クラスで39番やってんけど、中間テストでは25番に上がったんや。
  そしたら、先生が入学前のテストの時、“手抜きしたんとちゃうか?”
  って言うんや。そんなことないんやで。ただ、お腹が痛くて集中でき
  なかったんやけど。その後、19番にまた上がったんや。そんで、Sクラス
  になったんや。」
 「Sクラスって? スーパークラスのこと? 凄いじゃない!」
 「そう、そのSクラス。それで、僕でも、もう少し頑張ったら、大学行ける
  かなって思ってんや。」
 「じゃあ、お父さんを何とか説得しなくてはね。」
 「大丈夫、僕がちゃんと頼むから。」

posted by たかママ at 23:13 | Comment(0) | 日記
2010年12月28日

大学進学

 私はKとは反対に、サトの大学進学は賛成だった。それは、
私自身が教師になりたいという夢がありながら、いろいろな
事情で大学進学を諦めたからかもしれない。ただ、我が子が
上の学校を望むなら、どんな犠牲を払ってでも、その希望は
叶えてやりたいとも思っていた。
 私はサトにお父さんが大学進学を反対しているとは、とても
言えなかった。

 「サト、お父さんは何も高校に入ったばかりなのに、大学進学
  まで考えなくても良いんじゃないかって、思っているみたいよ。」
 「でも、もう今からきちんと用意しておかないと、間に合わないよ。
  皆、中学の時から塾通いして、準備しているんやて。遅いくらい
  だよ。」
 「サトは、高校もどうかなって言ってたくらいだから、お父さんも
  大学進学はピンと来ないのかもしれないね。」
 「うん、分かっているよ。これから頑張るから、お母さん応援して
  くれるやろ?」
 「もちろん、お母さんは大賛成よ。でも、お父さんに塾に通わせてって
  頼むのは大変よ。」
 「僕、塾には行かない。教材を買って、自分で勉強するよ。」

posted by たかママ at 23:56 | Comment(0) | 日記
2010年12月26日

感化

 授業が本格的に始まり、進学校らしく入学したばかりと言うのに、
話題は進路のことばかりである。のん気なサトでも、さすがに周りに
影響されたたのか、進学したいと言い出した。今までのサトの状況では、
とても考えられなかった。
 
 「サトが大学へ行きたいと言い出したわよ。」
 「ええっ? 大学? 冗談だろう?」
 「それがねえ、冗談ではないみたい。本気らしいわ。」
 「参ったなあ。高校もやっと受かったと言うのに、今までの成績では、
  とても大学進学は無理だろう。」
 「環境ってすごいわよね。クラスのほとんどが大学進学を目標にしているん
  だって、サトも感化されたみたい。」
 「大学なんて行かなくても、世の中渡っていけるだろう? 俺だって中学しか
  出てないけど、社会人として、ちゃんと暮らしているぜ。別に無理して大学
  まで行かなくても、高校だけで充分だろう。」
 「でも、今は、大抵の子が4年制大学でなくても、短大だとか、専門学校に
  進学するのが普通らしいわよ。」

サトの気持ちとは裏腹に、Kは大学進学に反対だった。

posted by たかママ at 23:35 | Comment(0) | 日記
2010年12月23日

帰宅部

 サトは野球部に入るのを辞めたものの、必ず何かのクラブに所属
しなければいけないので、卓球部に入ることにしたらしい。

 「俺、卓球部に入ることにした。」
 「ええっ! 卓球部?」
 「うん、卓球部。」
 「今まで、卓球なんてしたことないでしょう? また、どうして
  卓球部なの?」
 「まあ、何となくかな。あんまり激しくなさそうだし、どうしても
  クラブには入らないといけないし、野球は団体でやっていたから、
  皆に合わせないとあかんかったやろ。自分が失敗したら、チームに迷
  惑が掛かるし、今度は自分ひとりで出来るスポーツでも良いかなって
  思ってん。それに、ちょっと楽そうやし。」
 「それは、甘いよ。何にも経験がないから、また初めからやらなくては
  いけないし、結構ハードなスポーツだよ。」
 「別に、選手になって大会とか、出ようと思ってないし、学活の時だけで
  ええねん。つまり、帰宅部って訳。」

 帰宅部?というクラブがあるかどうかは知らないが、サトは中学校の時の
ように、部活に懸命になることを止めたようだ。

posted by たかママ at 23:40 | Comment(0) | 日記
2010年12月22日

体験入部

 家に戻って、サトに入学式の時の生活指導の先生の話について聞いた。
 
 「M先生って、野球部の監督でしょう? 厳しそうだねえ。」
 「うん。嫌なら、すぐ帰れって言ってはったなあ。俺も相当きついこと
  言わはるなって思った。」
 「まだ、新学期も始まってないのに、驚かせてどうするのよねえ。これから
  一生懸命勉強しようと思っているのに、出鼻を挫かれたって感じだねえ。
  サト、やっぱり野球部に入るつもりなの? あの監督についていくのは
  しんどそうよ。」
 「前の学校でも監督をしていて、甲子園まで連れて行った監督だから、
  野球部に入っても良いかなあって思っているんだけど、部員が60人も
  居るんだって。体験入部もあるらしいから、体験してから決めようかな。」
 「中学校の時みたいに、補欠でも楽しく部活なんてできないかもね。」
 「他にも、いろいろ体験入部してから決めるよ。」

 サトは体験入部の結果、野球部に入部するのを辞めた。あまりに練習の
厳しさに恐れをなしたのだった。

posted by たかママ at 23:05 | Comment(0) | 日記
2010年12月21日

入学式

 入学式当日、入学前のテストで、すでにクラスは決まっており、体育館
の父母席もクラス別に指定されていた。
 式は、型どおりに行われたが、式の後の生活指導主任の思いがけない
厳しい挨拶に私はたじろいだ。彼は、府内では有名な野球部の監督でも
あった。サトがこの高校に入学を希望したのは、この監督の下で野球が
したいとの思いもあった。

 覚えられないくらいの諸注意を、延々と長時間説明した後のことである。
  
 「私の、今、言った諸事項に納得が行かないとか、不満がある方は、
  この場から即刻、退席して下さい。無理に入学して頂かなくても
  結構です。」

とても入学式の場で聞く言葉とは思えなかった。

 私は席を立ってその場を離れたい衝動にかられたが、サトがやっとの
思いで受かった高校なのだからと、じっと堪えるしかなかった。

posted by たかママ at 23:49 | Comment(0) | 日記
2010年12月19日

結果オーライ

 好きこそ物の上手なれ、とはよく言ったものだ。サトは、自分の一番
得意な科目で辛うじて、公立高校の受験に受かったようだ。内容はともかく、
親としては結果オーライでホッとしたものだった。
 
 中学校の卒業式を終えたと思うと、あっという間に短い春休みは終わる。
N高校では、入学前の春休みにテストが行われ、その結果によってクラスが
決められた。トップクラスの生徒は、進学コースのU類の学力により近い
Sクラスと呼ばれる特別クラスのスーパークラスに編入される。これは、N高校
独自のクラス編成のようだ。
 このクラスは、永続的ではなく、中間や学期末テストの度に見直される。
従って、中間テストの前はT類の普通クラスだった者が、テストの結果が発表
されたとたん、スーパークラスに、時には逆もあり得るのである。

 サトはもちろん、スーパークラスなど夢のまた夢であった。この夢が現実の
ものになる日が来るとは私、達親もサトも、この頃は予想だにしなかった。

posted by たかママ at 22:33 | Comment(0) | 日記
2010年12月16日

満点

 サトは早くも新しい環境に希望を抱いて、というより、新しい出会い
(もちろん可愛い女生徒の)に興味津々だ。いかに厳しい高校生活が
始まろうとしているとは、その頃のサトには想像も及ばなかった。

 中学校の卒業式はあいにくの雨で、3月だというのに、とても寒い日
だった。一通りの式典が終わった後、担任にお世話になったお礼に行った。
 挨拶の後、入試の話題になった。

 「お母さん、公立一本にして、滑り止めの私立を受けなくて良かった
  ですね。」
 「本当にホッとしました。結果が出てから考えますって、先生に啖呵を
  切ってしまったので、落ちたらどうしようかと、実は心配だったん
  ですよ。」
 「正直言って、私も不安だったんですが、高校側から来た採点の結果を
  見て、驚いてしまいました。サト君が社会科が得意なのは、誰もが
  認めているんですけれども、まさか入試でも、満点を取るとは思っても
  みませんでしたよ。」
 「ということは、他の教科はダメだったのに、社会科の点数だけで試験に
  受かったという訳ですか?」

posted by たかママ at 23:03 | Comment(0) | 日記
2010年12月15日

センス

 サトは入学前の準備に大忙しだった。父兄同伴の説明会、制服の
採寸、体操服、上履きや体育館シューズ、教科書の購入等々。
 小中学校と違い、掛かる費用も桁違いだ。

 入学前のオリエンテーションから帰ったサトが、呆れたように言った。
 
 「お母さん、俺らの中学校の女子の制服がほんまにセンス無いって
  分かったわ。」
 「ふ〜ん、そうなの。」
 「俺らの中学校の女子はセーラー服の下に、カッターシャツ着てるの
  知ってるやろ?」
 「うん、格好悪いよね。お母さんもずーっと前に、何だかおかしな
  格好だなあと思って、通り掛った女の子に、こんな制服なのかって
  聞いたことがあるわよ。」
 「他校の男子が、俺らの学校の女子を見て、“あんな変な制服、どこの
  学校や? センス、悪う〜。”って、笑うんや。男子は皆、他人のふり
  してんや。それに比べて、他校の女子はセンス良くて、可愛いかったわ。」

posted by たかママ at 23:33 | Comment(0) | 日記
2010年12月14日

1 1万円

 北海道の義母に電話をしてから、2、3日が経った頃、サト宛の現金書留
が届いた。中には、1万円入りの祝儀袋が入っていた。
 
 「サト、北海道のお祖母ちゃんから、お祝いが届いたわよ。お礼状を出して
  おきなさいよ。」
 「へ〜っ! 珍しいなあ。1円のお年玉もくれたことのない人がお祝い
  くれはるなんて。お祖母ちゃんにお金を貰うなんて、初めてやなあ。」
 「いいから、お礼状、早めにね。」

 私は、早速、義母に祝い金のお礼の電話を入れた。電話の向こうで、義母は
言った。
 「届いたかい? サト君に必ず渡して、学用品でも買うように言いな。エツも
  “祝いが欲しいから、電話して来たんだべさ。”と言っていたっさ。祝いは
  あんたに じゃなくて、サト君にだからね。」

 義母の話の様子では、義父にはサト高校合格の件は伝わってない様子
だった。私は、返す返す、義母に連絡した事を後悔していた。

posted by たかママ at 23:19 | Comment(0) | 日記
2010年12月12日

お祝い

 義母にサトの高校合格を知らせたのは、“祝いが欲しいからか?”
との言葉に私はひどく傷ついた。もちろん、この事はいまだにKには
話してない。

 私はグアムの母や東京の妹達にも、サトの合格を知らせた。母は、
電話の向こうで本当に喜んでくれた。

 「サトは公立に受かって、本当に親孝行だねえ。これで私立だったら、
  親の経済的な負担が大変だからねえ。外国からじゃお祝いも贈れないし、
  そのうち、何か、うんとお祝いしようかね。楽しみに待っててね。」

代わって電話に出たサトに、母はこう言ったそうだ。

 「お母さん、お祖母ちゃんの言ってはった、そのうちのお祝いなんて、
  何やろう?」
 「さあ、何かしらね。まあ、楽しみに待ってたらいいわ。」

 このお祝いは、高校入学後、初めての夏休みにサプライズとなって、
もたらされた。

posted by たかママ at 22:49 | Comment(0) | 日記
2010年12月09日

電話

 北海道の両親に連絡するのは、少し気が重かった。
 
 「それなら、夜にでも自分でお母さんに電話したら? その方が
  喜ぶわよ。」
 「いや、俺はいいよ。お前からしておいてくれよ。」

 どうしても、自分の方から連絡するのは嫌らしい。仕方がないので、
私が電話をすることにした。
 電話口の義母は、何の用だと言んばかりに、突っけんどんな口調である。
 “だから、私は電話なんかしたくなかったのよ。”心の中で呟いていた。

 「サトが高校に受かりましたので、お知らせしておこうと思いまして。」
 「ああ、そうかい。それはおめでとう。それで、電話くれたんかい?」
 「はい・・・。」
 「それで? 祝いでも欲しいのかい?」
 「はい? いいえ、そんなお気遣いは結構です。ただ、Kさんに連絡する
  ように言いつかっていますので・・・。」
  
やはり、電話などすべきではなかった。私は連絡したことを後悔していた。

posted by たかママ at 23:29 | Comment(0) | 日記
2010年12月08日

合格

 いよいよ、合格発表。
サトは無事(?)高校に合格した。発表を見に行ってきたサトは
子踊りしながら玄関に駆け込んできた。

 「お母さん! お母さん! 受かった、受かった!! 合格したよ。」
 「あら、そう。受かったの? 良かったねえ。おめでとう。」
 「なっ、大丈夫って言ったやろ? ちゃんと合格したやん。」
 
 確かに受験前は一抹の不安があったのは事実だ。それだけに、合格して
本当に良かった。仕事中のKも心配だったとみえ、電話で結果を聞いてきた。
受かったと報告を聞いて、Kは自分の事のように喜んで、声が弾んでいた。

 「本当に良かったなあ。サトもいよいよ高校生だなあ。苫小牧のお袋にも
  知らせておいてくれよ。何と言ってもサトは孫だし、長男で俺ん家(ち)
  の跡取りだからな。」

 日頃、全く音信が途絶えて、久しい両親に知らせてやりたいと思うなんて、
Kは本当に喜んでいるのだと思った。

posted by たかママ at 23:17 | Comment(0) | 日記
2010年12月07日

志望校

 サトは当初、J高校を志望していたが体験入学をして、志望校を
あっさりNJ高校に変えてしまっていた。 
“NJ高校の方が、校舎が綺麗だから”と、その理由が振るっていた。
それもそのはず、J高校は歴史のある古い学校で、校舎もかなり老朽化
して、廊下も木造部分が残っていた。サトは気に入らなかったらしい。
比べて、N高校は創立5年目の新しい学校だ。校舎もまだまだ新しい。
その新しさが、サトの気に入ったらしいのだった。
 
 昼過ぎ、入試を終えて、サトが帰って来た。なんだか元気がない。

  「お帰り、どうだった?」
  「うん、大体、出来たと思うけど・・・。」
  「そう? あれだけ頑張ったんだから、きっと大丈夫よ。」
  「うん、でも僕、社会だけは自信あるんだ。」

サトの顔がパッと明るくなった。

posted by たかママ at 23:09 | Comment(0) | 日記
2010年12月05日

入試

 いよいよ、入試の日がやって来た。さすがのサトもこの日は、
いくらか顔が強張り、緊張しているようだった。
 Kは朝食の間、“平常心、平常心”を繰り返し激励していたが、
K自身の方が緊張している感じだった。

 「今まで頑張ってきたんだから、大丈夫だよ。自信を持って平常心
  でな。」
 「お父さん、さっきから平常心ばかり、同じことを言っているよ。
  僕は大丈夫だよ。心配しないで、仕事に出掛けたら?」
 「ほんと、同じことばかり言って、返ってプレッシャーが掛かって
  しまうわよ。」
 「分かった、分かった。とにかく頑張ってな。」

Kが出掛け、サトはホッとしたような表情を見せた。
    
 「お父さんにあんまり気にされると、返って緊張するよ。」
 「そうだね。学校の期末テストと同じだと思えば良いんじゃない。
  周りは、同じ学校の生徒ばかりでしょう?」
 「そうだよ。受験番号が皆、続いているんだ。知った顔ばかりだから、
  心配ないよ。」

posted by たかママ at 21:56 | Comment(0) | 日記
2010年12月02日

クリア

 入試までの間、問題集を買い換える度に、少しずつ購入金額が
上がっていく方法は、サトが思いついたとは信じられないほど
効果的だったようだ。
 何よりも、本人が言い出しことだから、前問制覇を実行しない
わけにはいかない。夕食の食卓では、いつも問題集でつまずいた
問題や、これから受験するであろう入試の話題であった。
 普通なら、プレシャーが掛かってしまうので、食事中話題にする
ことをためらうとこだが、そこは、のん気なサトのことである。
 プレシャーなどどこ吹く風、自ら、話題を持ち出し、楽しそうで
あった。一冊ごと買い換える度にレベルが上がることが、クリアして
次のステージに進むゲームの感覚に似ていて面白いのだと言う。

 サトが入試までに買った問題集は9冊になった。最初に買ったものと
最後に買った問題集はページ数が実になっていた。それは、全ての
問題を解いてあり、解答の突合せを済ませたのは言うまでもない。
 しかし、後にも先にも、こんなに真剣にサトが問題集に取り組んだ
ことはないかもしれない。

posted by たかママ at 23:23 | Comment(0) | 日記
2010年12月01日

問題集

 サトが父親に一括されて、勉強に身を入れ出してから、ずっと実行
していることがある。クラブ活動に身を入れるあまり、中学生に入学
したての頃、通っていた塾は、とうに辞めていた。
 塾をやめてしまったサトにとって受験勉強の手立ては、本屋から買って
くる入試問題集である。父親の仕事上、入試問題集や定期購入しているで
あろう教材の類はたくさん目にすることが出来た。始めの1、2ページに
問題を解いた形跡があるものの、そのほとんどが白紙であった。
 Kは、それらをサトに参考にするように手渡した。サトはそれらの教材を
パラパラめくっていたが、他人のお古は嫌だと拒否したのである。
 その代わりに、サトが考え出したことは問題集をランクアップしていく
方法を思いついた。
 
 まず、優しそうな問題集一冊を買いに、私と一緒に書店へ行った。問題集の
解答ページは切り取ってしまう。サトはこの問題集の全問を解く。出来たら、
私の所へその問題集の解答を持ってくる。そして、答え合わせをする。サトが
この問題集を制覇したと、私が了承した後、次の問題集購入金額に200円を
足して、サトに渡す。サトは200円アップした金額で買える問題集を手に
入れることが出来るのである。それを繰り返すことで、知らず知らずレベルが
上がっていった。

posted by たかママ at 23:43 | Comment(0) | 日記

滑り止め

 「そんなに心配することはないんちゃう? サト君、T類やろ?
  うちのトモもT類やけどな。」
 「サトはT類もどうかって所みたい。だから、担任は滑り止めに私立を
  受けたらって言ってるんだと思うわ。経済的にとても無理だから、結局、
  公立一本でってとこで落ち着いたけどね。トモちゃんは成績良いから、
  心配ないでしょう?」
 「そんなことないよ。うちは、トモが不安がっているから、滑り止めを
  一校だけ受けさすことにしたんやわ。レベルを下げて確実を狙うとか
  言ってはるわ。」
 「受験料が掛かるし、それも大変だわねえ。こればかりは、受験を親が
  代わってやれる訳じゃないし、本人達に頑張って貰うしかないわね。」
 「ほんまやわ。でも、聞いた話やけど、一昨年、偏差値19でT類に受かった
  子がいてはるんやて。」
 「それって、よっぽど運が良いか、例外じゃないのかしら?」
 「そやな、U類を受けた子が落ちたら、よほど成績が悪くない限り、T類に
  引っ掛かって受かるそうやから、T類やからって安心でけへんわよ。」
 「子供を信じて、運を天に任せるしかないわね。」

posted by たかママ at 00:46 | Comment(0) | 日記
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