<PR>
2010年02月28日

ますます

 迷った末に、私はKに相談した。

 「隣の彼が、いろいろ子供達にくれたりしているけど、貰いっぱなしで
  良いの? むげに断る訳ににもいかないし・・・。」
 「くれるものは、“ありがとう”って、素直に貰っておいたら良いんだよ。
  間違っても、決して断ったりするなよ。」
 「ええっ、どうして?」
 「ああいう人達は、自分の行為を否定されたり、拒否されるのを一番
  嫌がるんだよ。プライドが高いっていうのかなぁ。馬鹿にされたと
  思われて厄介な事になったら、返って大変だからな。」
 「でも、貰いっぱなしじゃ悪いし、何かお惣菜とかお返しした方が良いん
  じゃない?」
 「いや、それも止めといた方が良いよ。どんどん、こっちの生活に入り
  込んでこないとも限らないから。兎に角、付かず離れず、毛嫌いして
  色眼鏡で見たりしないで、普通に何気なく接しているのが一番だよ。」

 近所の人達が、あからさまに避けている中、私達夫婦が、何のわだかまりも
無い風に接していることに気を良くしたのか、打ち解けてきたのか、ヤーさんは、
ますます親しげに話しかけてくるようになった。

posted by たかママ at 22:32 | Comment(0) | 日記
2010年02月25日

ヤーさん

 近所の噂を知ってか、知らずか、隣のヤーさんは何かにつけて我が家に
声を掛けて来るようになった。
 “ごみ袋を1枚、もらえないか?”
 “電話をかして“ などなど。

 徐々に言葉を交わす様になってくると、隣に住んでいる理由も、自分の方
から話すようになって来た。

 「ワシは単なる留守番なんや。この家は、借金のかたに押さえてある物件
  なんや。問題が解決するまでの間、一ヶ月30万円で留守番してるっちゅう
  わけや。30万円は安いと思うねんけど、何んもする事が無いさかい。
  掃除ばかし、しとんのやけど、退屈でかなわんわ。」

 外出した帰り、時には子供たちに、お土産など買って来る事もあった。

 「駅前でポン菓子しとったし、こうて(買って)きたで、ぼんら(子供達)に
  あげてんか。」  

 当たり障り無く接しているとはいえ、一般人とは明らかに違う世界の人で
ある。子供達は無邪気に喜んでいたが、果たして黙って貰って良いものか、
私は迷った。

posted by たかママ at 21:18 | Comment(0) | 日記
2010年02月24日

掃除

 次にその空き家なった隣に引っ越して来た人は、異質の人だった。初夏
の日差しの中、1日中掃除に明け暮れているようだった。私が玄関から出入り
する度に扉をごしごし拭いていたり、表を掃いていた。本当に掃除が好きな人
なんだなあと思ったものだった。
 その中年の男性のシャツとステテコの端から出ている手足には繰りから
紋紋、つまり刺青を入れていたのである。遠目にも全身に刺青が入れてある
のが、一目で分かった。

 近所の人達は、彼を見て驚き、遠巻きに噂していた。玄関の掃除をして
いる所に出合うと反対側に渡ったり、道路を迂回して目を合わさないように、
避けて通り、陰では、ひそひそ噂していた。
 「あの人、体中に刺青を入れてはるようやな。見るからにヤクザやなあ。」
 「ヤクザが近所に住んではるなんて、嫌やなあ。」
 「隣にあんな人が来はって、あんたんとこもかなわんなぁ。
  こわ(怖く)ないか?」
  
興味津々で我が家に同情するような言葉を掛けてきた。
 「別に、顔を合わすと礼儀正しく挨拶するし、普通のお隣さんよ。」
 「でも、ヤクザなんやろ?怖いやん。」
 「何か、されたわけでもないし、迷惑掛けられた訳でもないのに、毛嫌い
  したり、色眼鏡で見たりしたら、その方が悪いわよ。」

posted by たかママ at 23:04 | Comment(0) | 日記
2010年02月21日

俺も仲間に

 彼女の顔を見たのは、後にも先にもこの時、一度だけだった。今では、
誰もが携帯電話を持っている。万が一締め出されることになっても、直ぐに、
連絡がつき、こんな騒ぎは起こらないだろう。
 
 その後も毎日のように隣の若い二人の、楽しそうな声は壁越しに聞こえて
いた。ある土曜日の晩の事、今までに無い、大勢の笑い声や、楽しそうな
歌声が聞こえた。

 「お隣さん、今日は、ずいぶん賑やかだなあ。」
 「お友達でも来ているんでしょう。若いって良いわね、とても楽しそうだわ。」
 「お酒でも、飲んでいるのかな? 楽しそうだな。俺も仲間に入れて
  くんないかなあ。」
 「でも、あんまり遅くまで、騒がれると、また、睡眠不足になりそう。」
 「明日は日曜日だし、まあ、大目にしてやろうよ。」

Kにしては珍しく、理解を示した言葉だった。

 彼らは、その後、2ケ月ほどで引っ越して行った。
と、言うより気が付いたら、隣家は空き家になっていた。私は家で仕事を
していたのに、彼らがいつ引っ越したのか、全く気が付かなかったのである。

posted by たかママ at 22:33 | Comment(0) | 日記
2010年02月18日

ペコッ

 私はベランダ越しに懐中電灯で彼女の手元を照らしながら、声をかけた。
 「やっぱり、鍵が掛かっていたのね。まだ気が付かないのかしら? 家から
  電話してみようか? それとも、今晩一晩、うちに泊まる?」
 「いえ、とんでもない。ありがとうございます。直ぐ、起きてくれはると
  思います。」
 「ああっ! 電気点いたわよ!」
 「ほんま! やっと、起きはったみたいです。迷惑掛けてすいませんでした。
  ありがとうございました。」

ベランダの戸が開き、寝ぼけた男性の声がした。
 「なんや、お前か。何、しとんのや!こんな時間に。」
 「鍵、忘れてん。なかなか起きてくれへんし・・・。」

 二人でペコッと頭を下げて部屋へ入って行き、ベランダの戸が閉まった。
やっと、騒ぎが治まって、私はそっと自分の寝床に戻ると、Kが起きていた。
表のざわめきで、目が覚めたという。

 「何か、あったのか? 大分、騒々しかったな。」
 「もう遅いから、明日詳しく話すわ。」
事の顛末を手短に話して、遅い眠りについた。

posted by たかママ at 21:22 | Comment(0) | 日記
2010年02月17日

軽業師

 「大丈夫? 無理しなくても家のベランダからの方が、楽に渡れるわよ。」
 「いえ、大丈夫です。家族の人が寝てはるのを邪魔してもあきませんし。」

 彼女は履いていたハイヒールを洗濯機の側に脱ぎ捨て、洗濯機を踏み台
に両家の境界にある、高さ120センチ程のブロック塀によじ登った。さらに、
我が家の風呂場の屋根に上がり、自分の家のベランダへと渡って行った。
 若さなのか、下で冷や冷やしながら見ている私の心配を他所に、彼女は
スイスイ事も無げに上って行ったのである。その姿は、まるで、猿か、軽業師
のような身軽さだった。
 彼女が無事、自分の家のベランダに上がったのを見届けて、私は大急ぎで
2階のベランダに、懐中電灯を持って出て行った。ベッドではタエがすやすや
寝息を立て、ぐっすりと寝ていた。
 隣のベランダでは、彼女が近所に気遣いながら、戸を叩きながら、中にいる
住人を呼んでいた。ベランダの戸には鍵が掛かっているらしく、引っ張って開け
ようとしてもビクともしないようだった。

 「○△×ちゃん、寝てはるの?  早く開けてよ! ね、お願い、開けてよ!」

今にも泣き出しそうな声だった。

posted by たかママ at 21:45 | Comment(0) | 日記
2010年02月16日

ベランダ

 隣家の夜の賑やかさは相変わらず続いていた。
そんなある日の深夜0時過ぎ、隣の玄関を遠慮がちにノックしながら、誰か
の名前を呼んでいるような声がした。
 「○△×ちゃん、開けて! ね、開けてよ!」

私はそっと、玄関を開けて覗いてみた。辺りは寝静まって、街灯の明かりが
声の主を照らしていた。声の主は若い女性で、家に入れないで困っている
らしかった。
 「どうしたの? 家に入れないの?」
 「鍵、忘れてしまって・・・。寝てはったんですよね。すんません、やかましく
  して。起こしてしまったんですね。」
 「そんなこといいわよ。でも、こんなに遅くに家に入れないんじゃ、困った
  わね。中に誰かいないの?」
 「もう、寝てはるんやと思います。大丈夫です、もう少し呼んでみます。」
 「裏も鍵が掛かってるのかしら? 2階に寝てたら、聞えないかもしれない
  わね。うちのベランダ伝いに渡ってみる?」
 「それなら、裏の洗濯機から塀に登れると思います。塀からお風呂場の屋根に
  上がらして貰っていいですか? 屋根からやったら、うちのベランダに
  上れると思います。」

posted by たかママ at 21:56 | Comment(0) | 日記
2010年02月14日

鬼ごっこ

 引っ越して大分経っても、東隣側にはどんな人が住んでいるのか知らな
かった。顔を合わせたことがなかったが、夜になると、若い女性の朗らかに
楽しそうに笑う声が聞こえた。時には、階段をどたどた勢い良く上り下りして、
鬼ごっこでもしているのではないかと思うほどだった。それは、深夜に聞こ
えることもあり、睡眠を妨げられることもしばしばであった。

 「こんな、夜更けにずいぶん、楽しそうだが、うるさくて堪らないなあ。
  これじゃ、睡眠不足になってしまうよ。」
 「そうねえ、困るわねえ。声からしてずいぶん若そうね。鬼ごっこでもして
  いるのかしら?」
 「どんな人が住んでいるのかなぁ? あったことないのか?」
 「朝早く出て行って、夜は遅いみたいで一度も顔をを合わせたことがないのよ。
  若いカップルのようよ。それに、お隣、借家らしいわよ。」
 「でも、こういうことが、度重なると参っちゃうなあ。いつも、俺達が
  寝る頃に騒ぎ出すもんなあ。」
 「深夜は静かにして下さいって、手紙でも入れて置こうか?」
 「止せ、止せ、そのうちこっちも慣れるさ。」

Kはそれだけ言うと、ゴーゴー、地鳴りのようないびきをかいて寝入って
しまった。

posted by たかママ at 21:27 | Comment(0) | 日記
2010年02月11日

目張り

 Kも帰宅するなり、その臭いに気がついた。
 「臭いなあ。魚の焼いたような臭いだなあ。クサヤでもでも焼いたのか?」
 「うちじゃないわよ。お隣の魚を焼いた臭いが、トイレの窓から侵入して
  きたのよ。クサヤだったら、もっと凄いわよ。干物でも、うちに届くまでに、
  臭いがきつくなっているのかも?」
 「それは迷惑なことだなあ。それにしても、何とかしなくてはいけないなあ。」
 「お隣に言って、換気扇をうちのように、前に向けてくれるように、頼もう
  かしら?」
 「引っ越してきたばかりで、それは言えないだろう?」
 「そうよね。今まで、前に住んでいた人も何も言ってなかったようだし、
  新参者の私達は言えないわよね。」
 「だから、前の人はせめて自分の所だけでもと、前に窓用の換気扇をつけ
  たんだろうな。」

 仕方が無いので、トイレの窓と階段下の小窓を粘着性に強い布製のガム
テープ目張りして、臭いと煙の進入を防ぐ事にした。何も手を打たないよりは、
マシだった。
 これは、6年前に現在の住居に移るまでの間、続いた。つまり、一度も小窓を
開けたことがない。
 その隣の奥さんの実家は琵琶湖の近くで、干物屋を商売にしていると、後に
なって聞いた。月に一度は実家から干物が届くという。度々の魚を焼いた臭い
と煙は、仕方が無いと、妙に納得したものだった。

posted by たかママ at 21:54 | Comment(0) | 日記

換気口

 11軒並びの家は、まるで長屋を思わせた。西隣(右隣)の台所の換気口は
我が家のトイレの窓に向いている。同じように、我が家の換気口も東隣(左隣)
のトイレに向かっている。しかし、何故だか、我が家の換気口は水色の波板で
塞いであった。当初、何故、先住者が塞いであるのか理解できなかった。が、
その理由を知るのに、さして時間は掛からなかった。 
 はじめに、その臭いに気が付いたのはサトだった。夕食の支度をしている
私の所へサトが、飛んできた。
  
 「お母さん!ちょっと来て!2階、変な臭いがしている。臭いよ!」

慌てて、2階へ行こうとすると、すでに、玄関や二階に上がる階段にも臭いは
充満していた。西隣の家で魚を焼いていたのだ。その煙と臭いが、我が家の
トイレの窓を直撃していたのである。それが、トイレの窓から入ってきて、トイレ
の前の階段を伝って、2階に上がっていたのである。
 トイレの窓を閉め、鍵をこれでもかと言うくらいしっかりと締めた。しかし、
これは何の効果も無かった。
 隣は、干物が好物なのか、頻繁に焼くので、度々、この臭いと煙に悩まされた。

posted by たかママ at 00:04 | Comment(0) | 日記
2010年02月09日

『はる』

 半紙にはタエの気持ちを表しているような、元気いっぱいの文字が生き生き
と書いてあった。『はる』と書いた3枚の半紙には、朱色の墨で大きな花丸が
書き添えられていた。
 
 「タエ、さっきからウロウロして、何をしているの?」
 「お母さん、お父さんとお兄ちゃん、まだ、帰って来うへんかな?」
 「どうして? お兄ちゃんはもうすぐ帰って来ると思うよ。お父さんは
  夜にならないと帰らないよ。」
 「うん、分かってる。帰ってきたら、お習字見せてあげるの。」

タエは、Kやサトの帰りを待ちわびて、玄関と居間を行ったり来たり、ソワソワ
動き廻っていた。よっぽど、嬉しかったのだろう。今度はテーブルの上に習字を
広げて、二人の帰りを待っていた。 
 Kは帰るなり、テーブルの上の習字を見て、タエに声を掛けた。

 「タエ、全部、花丸じゃあないか! すごいなあ。」
 「うん。」
 「タエ、ほんとうに上手いよ。」

タエは、得意そうに、ニコッと笑って、うなずいた。サトもニコニコと相槌を
打って、テーブルの上の習字を手に取った。

posted by たかママ at 22:13 | Comment(0) | 日記
2010年02月07日

花丸

 タエが待ちに待った、お習字教室の日。
学校から帰るなり、“ただいま”の挨拶もそこそこに、バタバタっと、2階に
駆け上がるやいなや、習字の道具を持って、また、バタバタと駆け下りて
きた。

 「お母さん、お母さん! 早く、お昼にして! 私、お習字に行くから、
  早くしてね!」
 「そんなに、急がなくてもお習字の教室はなくならないわよ。ゆっくり
  ご飯を食べて、落ち着いてから行きなさい。」
 「ウン、分かってる。でも、私、早く行きたいんだもん!」
 
 タエはそそくさと食事を済ませ、習字の道具を抱えて、元気良く飛び出して
行った。
 1時間ほどして、出て行って時と同じく、勢い良く帰ってきたタエは、まだ、
墨の匂いがする、書きたての半紙を、得意げに広げて見せた。

 「先生が上手って、褒めてくれはったんやで。ほら、花丸、もらった!」

posted by たかママ at 22:29 | Comment(0) | 日記
2010年02月04日

満面

 「お母さん、お習字の道具、いつ買いに行くの?」
  
朝、登校前にタエは、待ちきれないと言う風に私にまとわり付いて、聞いて
来た。
 「今日、学校から帰ってから、行こうか? タエが嫌でなかったら、
お兄ちゃんの物を使ってもいいけど?」
 「私、お兄ちゃんのでも良いよ。」
 「いや、初めてタエが習い事をするんだから、やっぱり新しいのを買おう!」
 「ほんま? 行ってきま〜す!」
タエは、満面の笑みを浮かべて、出かけて行った。

 15時過ぎ、勢い良く玄関の戸が開いて、タエの声が弾んでいた。
 「お母さん、ただいま!! もう、筆、買いに行ける?」

 スーパーの文房具売り場で筆と半紙入れの筒と名前用の小筆を買いに
行った。タエは、大小の筆を入れた筒を、時折カタカタ言わせながら胸の前で、
大事そうに抱えてニコニコしていた。

posted by たかママ at 22:35 | Comment(0) | 日記
2010年02月03日

たじたじ

 その日の夕食の時、タエは嬉しそうに父親とサトに、習字教室に行く事を
話した。口の重いタエが自分の方から話し始めるのは、この前はいつだった
のか、思いだせないくらい、久しぶりだった。

 「お父さん、お兄ちゃん、私な、お習字、習いに行く事になってん。」
 「ほんま? 何処の教室で習うん?集会所?」
 「ううん、お兄ちゃん、集会所はそろばんだけやで。お習字はして
  はらへんよ。角のおじいちゃんのとこや。」
 「ああ、僕、知ってるわ。そう言えば、あのおじいちゃん、昔、先生して
  はったんやて。習いに行ってる、友達が言うてたわ。」
 「タエ、良かったな。頑張って練習して、綺麗な字が書けるようになると
  良いね。お父さんは字が下手だから、字のうまい人が羨ましいよ。タエが
  お習字、習うの、お父さんは大賛成だよ。」
 「お父さん、字、下手やの? お父さん、うまいやん。」
 「いやいや、下手だ、下手だ。」
 「じゃあ、お父さんもお習字、習ったら?」
 「いやあ、お父さんはいいよ。タエ、お父さんの分まで、しっかり練習
  してな。」

Kは、タエの言葉にたじたじになり、しきりに頭を掻いた。

posted by たかママ at 23:28 | Comment(0) | 日記
2010年02月02日

お習字

 「えぇっ? お習字、習いたいの? タエにしちゃ珍しいわねえ。いいけど、
  お母さん、お仕事があるし、送り迎えしてあげられないと思うよ。何処か、
  近くで教えてくれる教室があるかなあ。」
 「大丈夫、送り迎えはいらない。そこの角のおじいちゃんの所で、教えて
  はるって。クラスの子も習いに行っているよ。」

 あの、道路いっぱいに広がった子供用の自転車は、お習字を習いに来ている
子供達の物だったのだと、私は納得した。
 サトは、東京の団地で低学年を過ごしたので、集会所で開かれていた教室に
通っていたのを思い出した。絵にお習字、果てはバイオリンまで習いたいと
言い出した。さすがに、バイオリンだけは聴力の事もあり、止めさせたのだった。
 とにかく、友達がやっている、ありとあらゆるお稽古事に興味を持ったサトと
違い、タエは自分の希望を口にしたの初めてだった。
 
 私はタエを連れて、老夫婦の習字教室へ申し込みに行った。
ご近所と言う事もあって、習字を教えてくれる先生は、タエにニコニコしながら、
声をかけた。
 「来週の土曜日からおいで。持ってくるのは、筆と書いた半紙を入れる筒
  だけで、ええんやで。頑張って、練習しような。」

posted by たかママ at 21:38 | Comment(0) | 日記
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。